隣地を買い足した場合、固定資産税はどうなりますか?

隣地に、単独では家も建てられないような、
どうしようもない土地があって、
隣地所有者から、買ってくれないか、と頼まれたことがある方もいると思います。

 

嫌だけど仕方なく買うか、あるいは安く敷地を広げられた、と喜ぶか、
いずれにせよ、買い足した分だけ固定資産税(土地)は増えます。

 

このとき、買い足した土地がどのように評価されるか、
気をつけておく必要があります。

 

以下の事例で説明してみましょう。

 

 

当該所有者は、土地100-1を所有し、
隣地所有者から、土地100-2を買い足した、とします。

 

当該所有者は、100-2を自宅駐車場として、
利用する予定ですが、塀を撤去するのが面倒だったので、
そのままにしておいて、
駐車場へは、いったん道路に出てから、行き来していました。

 

さて、この場合、
役所の固定資産税担当者は、どういう評価をするでしょうか?

 

所有者が、同じだから、
きっと、画地一体評価にしてくれるにちがいないと言いたいところですが、
固定資産税の評価は、現況主義で、原則一筆一評価です。
ですので、別画地評価で、100-2は更地の高い評価とされることもありえます。

 

というわけで、上記のような別画地評価を回避するために、
以下のような、固定資産税対策をしてみるのが良いのではないかと思います。

 

 

二筆を分断していた塀を撤去してしまい、
道路に出ることなく、内部で行き来できるようにしてしまいます。
こうすることで、敷地として一体利用していると、
役所の担当者も判断する可能性が高くなります。

 

さらに、二筆を囲むように塀を作り直して、一体感を演出する、
自宅駐車場であるように現況を見せるなども、してみる価値はありそうです。

 

あと注意点として、月極募集など看板は、
必ず撤去しておいてください。
これがあると、一発アウトです。

 

不安がある場合は、現況を一体利用しているように準備してから、
事前に、役所の担当者に見てもらい、
自宅敷地と一体利用していると判断してもらうのも手です。

 

 

2012年2月19日記事作成

 


このページの先頭へ戻る