エンディングノートって何?基本的な考え方・書き方をお教えします。

もしもの時のために、葬式やお墓など、人生のエンディングのことを書いておく「エンディングノート」について、最近、よく耳にする方も多いかと思いますが、そもそも、エンディングノートとはどんなものなのか、また、遺された家族への遺言書との違いはどこにあるのか、詳しく解説してみたいと思います。

 

 

エンディングノートとは

エンディングノート

 

わかりきったことですが、人間はいずれ死ぬことになります。
しかしながら、自分の死をあらかじめ想定し、どのように対応すべきか、考えている方は少ないように思えます。

 

また、周りの家族にとっても、本人が突然死んでしまう場合のほか、認知症や寝たきりなどで、本人が十分に意思表示ができなくなって、どのように対応すればいいか混乱するケースも少なくありません。

 

このようなことを防ぐため、健康なうちに、自分に、もしものことがあった場合に備えて、財産管理や介護のこと、またその他家族に伝えておきたいことなど、自分の気持ちを事前に綴っておくものが、エンディングノートなのです。

 

エンディングノートと遺言書との違い

エンディングノートは、遺言書と異なり、不動産や現金預金などの財産管理・処分に対して、法的拘束力はありません。
ただ、法的拘束力がない分、故人の遺志を自由に遺せますので、ご自身の葬儀をどのように執り行い、誰を葬儀に呼ぶのか、といった細かい指示も可能です。

 

また、財産管理についても、例えば最近はインターネットでの手続きなど、本人にしかわからないような手続きを過去にされているケースも多いので、財産目録として、Aネット証券会社に口座登録しているとか、Bネット保険会社の保険に加入しているなどといった情報を記載しておくと、ご自身に万が一のことがあった場合でも、葬儀費用の工面、財産管理また遺産分割手続きを円滑に行えるなど、エンディングノートを書いておくと、安心できるかと思います。

 

エンディングノートには何を書くの?

さて、エンディングノートと遺言書との違いを理解していただきましたが、じゃあ、エンディングノートを書くにあたって何を書いたらいいか迷うと思います。

 

しかしながら、最近はエンディングノートも巷で売られていますが、エンディングノートの空欄を埋めていけば、自然と完成させることができます。

 

ちなみに、市販のエンディングノートには、おおむね、以下のことを書くようになっています。

 

①自分自身の経歴
②家系・家族関係
③健康問題
④要介護状態への対応
⑤財産管理
⑥葬儀方法
⑦その他家族に伝えたい事柄

 

エンディングノートの一番の目的は、その起源から言って、当人に、もしものことがあった場合にどのように対応すればいいか、遺された家族の羅針盤の役割を果たすことです。

 

そういった点で、まずご自身のこれまでの人生を総括した上で、どういう最期を迎え、どういう葬儀を執り行ってほしいか考えましょう。
家の主なら、家系がどういう風に続いてきたかなども伝えておきましょう。

 

葬儀や墓守は、家の宗派や伝統などとも絡んできますが、最近の少子高齢化や無縁社会の進展を背景として、、かつて相談に乗ってくれた親戚付き合いの希薄化も進んでいるため、故人のエンディングノートがきっと役立つはずです。

 

また、エンディングノートは、遺言書と異なり、様式が自由なので、家族への想いを綴っておくことは、遺された家族にとって、かけがいのないものになるはずです。

 


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