【Q&A】老人ホームは、高齢になったら必ず入居すべきでしょうか?

現代の日本社会では、核家族化がより一層進み、子どもと同居しない高齢者世帯が一般的となりましたが、同時に、長寿命化も進んでおります。

 

厚生労働省が発表した統計によると、2018年の日本人の平均寿命は、女性が87.32歳、男性が81.25歳となっていて、妻は夫より長生きし、単身で暮らす可能性が高いことになります。

 

また、高齢者の方にお話を伺うと、やはり長年住み慣れた自宅で最期を迎えたい方が圧倒的ですが、実際に統計を調べてみると、なんと日本人の8割近くは病院で最期を迎えているそうで、自宅がわずか1割で、一方の老人ホームが3%ですが、徐々に増加傾向です。

 

したがって、本人の希望とは裏腹に、実際に、多くの方が病院で最期を迎えている訳ですが、国としては、増え続ける医療費を抑制するため、地域包括ケアシステムという、要は、医療、介護、生活支援・介護予防、住まいを地域単位で連携させて、高齢者の方が、できるだけ住み慣れた地域で最期を迎えられるよう、高齢者福祉施策や介護保険制度を展開しているところです。

 

地域包括ケアシステムの詳細は、こちらから

 

そして、この地域包括ケアシステムの中で、国は積極的に、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅といった、高齢者の「終の棲家」となるべき、住まいづくりを推進しています。

 

そのため、国の政策や実際の死亡場所の統計から考えると、高齢者の方におかれては、できるだけ自宅で暮らすことも考えつつ、一方で、運動機能や認知機能の低下で、徐々に、自宅での生活が困難になってきた場合は、
元気なうちに、老人ホームに入ることも考えるべきです。

 

以下、老人ホームに入居することのメリットについてご紹介したいと思います。
お悩みの方は、是非参考にしてみてください。

 

老人ホーム入居のメリット

老人ホームに入居すれば、孤独死の心配がない。

孤独死イメージ

 

単身高齢者の方にとって、一番心配なのが、もしもの場合、誰も助けてくれない、気づいてくれないことです。

 

家族がいれば、万が一お風呂で、脳梗塞や心筋梗塞など急病が発生しても、すぐに異変に気付いてもらえるかもしれませんが、これが、単身高齢者の方の場合、最悪、死後何日も経過してから、やっと気づかれる場合もありえます。

 

新聞やテレビで、高齢者の孤独死が、よく報道されておりますが、仮に、夏場でこのような孤独死をしてしまうと、遺された家族に対して、大変迷惑をかけることにもつながります。

 

もちろん、行政が、安否確認や、緊急通報装置などの福祉サービスを提供していますので、単身高齢者の方でも、在宅生活を送ることはできますが、老人ホームに入居すれば、このような心配はなくなります。

 

基本的に、老人ホームでは、毎日安否確認について、施設職員が見回りをしているほか、居室や共同の部屋(トイレ、浴場等)には、ナースコールが設置されているので、状態が急変しても、すぐに対応してもらえる環境にあります。

 

老人ホームでは、服薬管理もしてもらえる。

老人ホームでは、看護師が常駐している施設や、常駐していなくても、医療機関や薬局と提携して、服薬管理をしてもらえる場合があります。

 

高齢になると、薬の服用が増える傾向にありますが、毎日、様々な持病の治療薬を併用していくと、飲み忘れの発生が問題となってきます。

 

しかしながら、老人ホームでは、施設職員によって、服薬管理をしてもらえるので、飲み忘れを防止することができます。

 

ただし、服薬管理をしてもらう場合は、事前に老人ホーム側と、持病や服薬状況について、説明しておく必要がありますし、
施設によって、事務手数料を徴収する場合があるので、施設側とよく調整しておくことをおすすめいたします。

 

 

以上のように、簡単に老人ホーム入居のメリットをご紹介しましたが、その他にも、単身で住む場合に比べて、他の入居者との交流など、老人ホームならでは良さなどもありますので、インターネットや実際に施設見学、体験入居をしてみて、老人ホームの住み心地を確かめてみてはいかがでしょうか?

 


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